消費者金融の利息は高い

最近のテレビやネットでは、消費者金融が宣伝をしているのをよく見かけます。
非常に優しいなイメージで、にこやかな良いイメージだけが植え付けられる内容のものがほとんどです。

しかし、以前は『サラ金』と呼ばれていましたし、そのもっと昔には『高利貸し』呼ばれていました。
この名前で呼ばれていた時代は、利息の高さや取立ての厳しさから多くの自殺者が出す結果を生み、社会問題になりました。

こうした問題から、今、利息は下がってきています。
しかし、それは『前に比べて下がった』というだけで、決して安い金利ではありません。

高い金利を制限・禁止するための法律として、出資法と利息制限法があります。
現在、消費者金融などは23%~29.2%の年利が一般的となっています。
これは『出資法』の制限利息よりは低く設定されていますが、利息制限法の金利上限は超えています。

なぜこのようなことになっているかというと、2つの法の性質の差に理由があります。
出資法は刑事法であり、違反の場合には罰則があり懲役刑が科されることもあります。
しかし、民事法である利息制限法は、例え違反をしても刑事罰を科されることがありません。
違反した利息分の契約が無効になるだけで、大きなお咎めはありません。

また、賃金業規制法四三条・みなし弁済で、『一定の要件を満たせば年利29.2%までの金利が認める』とされているからです。
そのため、出資法の上限利息を超えていても、29.2%の金利を設定する業者はとても多いのです。

こうした高金利のお金を借りると、完済するまでに利息がどんどん膨らんでしまい、高額になってしまいます。
利息制限法で制限された利息であっても、返済を滞納してしまえば倍の金額になってしまうまでそれほどの時間はかかりません。

貸金業者に頼む前に、親や家族などに頼んでみよう

借金をしなければならなくなった時、初めから消費者金融と考えるのではなく、親や兄弟、親戚から借金できないか考えてみましょう。

身内であれば、利息を付けると言う人はほとんどいないでしょう。しかし、文句を言われたり説教をされたりはするでしょう。
そうした場面を創造すると、どうしても「貸してほしい」とは言い出し辛いものです。

その点、消費者金融は、にこやかに貸してくれます。文句も言いませんし、説教もしません。
なので、精神的に「消費者金融の方が借りやすい」と思ってしまう人が多いでしょう。

確かに、すんなり希望の額を貸してもらえますし、こちらの方が借りやすいのが現実です。
しかしそれは当然のことです。彼らにとってはお金を借りる人はお客さまですから、当然もてなします。

しかし、一旦お金を借りると一変します。高い利息の借金を厳しく取り立てられるのです。
身内であれば、そういったことはしないでしょう。お金が貯まるまで待って欲しいと頼み込むこともできます。
そうして、利息をつけずに返したとしても文句は言われません。

そう考えれば、借り入れの際の一瞬の苦痛よりも、今後続く返済の苦痛を軽減する手段を取るべきではないでしょうか。

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